先日、自宅のインターネット回線をフレッツ光クロスに変更しました。
変更後から少しネットワークの調子が悪く、いつもではないのですが、時々、詰まってタイムアウトすることが多くなったように感じました。
原因がどこかわからなかったので、少しずつ切り分けていきました。
変更箇所を疑う
まずは、常套手段としてフレッツ光クロスへ変更した時に変わった箇所を疑います。
- NTTルータとONUが新しいものへ変更
- ルータとONUの設置の際に10GbpsハブのLANケーブル、電源ケーブルを全部抜いている
- ルータとONUの設置の際に1GbpsハブのLANケーブル、電源ケーブルを全部抜いている
変わった箇所といえばこのくらいです。
では早速、1つずつ対処していきます。
困ったときの再起動
困ったときは再起動です。
関連する機器を再起動してみました。
- パソコン(Apple Mac Mini)
- フレッツ光クロス対応レンタルルータ(XG-100NE)
- ONU
- 10GBpsハブ(TP-Link TL-SX105)
- 1GBpsハブ(TP-Link TL-SG1016D)
- Wi-Fiルータ(Deco X95)
結果的には変わりませんでした。
M2 Mac Mini固有のネットワークの設定に関しても、自動と手動の両方を試してみたけど変わらずでした
有線でも無線でも変わらず詰まるので。Wi-Fiルータも再起動してみましたが変わらず・・・
LANケーブルの変更
設置当初から気になっていたONUとルータを結ぶケーブルを交換したかったので、部分的にケーブルを変更することにしました。
交換するより前にLANケーブルの抜き差しをしてみた方が良いです
今回LANケーブルを変更する際に、再度すべての接続をし直すことにします。
こんな感じに変更します。
ケーブルは、上の図で赤い線となっている2箇所を変更しました。
- ONUとレンタルルータを結ぶケーブル
- 10Gbpsと1Gbpsハブを結ぶケーブル
ONUとレンタルルータを結ぶケーブルが太くて長くて邪魔だったので変更しました。
これは、今回の対応というより設置当初から気になっていたので変更することにしました。
10Gbpsハブと1Gpbsハブをカスケードしていたのですが、この接続をやめてWi-Fiルータと1Gbpsハブをカスケードすることにしました。
LANケーブルは10Gbpsも1Gbpsも関係なく、すべてCat6Aでつないでいます
今までは、すべての接続にサンワサプライの極細ケーブルを使っていました。
結構前からこのLANケーブルは使っているので、機器間をつなぐケーブルは別のケーブルを別途購入してみました。
今回用意したのは、ホーリックのフラットケーブルです。
サンワの細径ケーブルは、狭いところを通すには最適なのですが、若干心許ないので、近くにある機器をつなぐケーブルはフラットケーブルにしてみました。
電源ケーブルは黒が多いので、LANケーブルは明るめの色が見やすく最適です!
改善されたような気がする
ケーブルの変更、つなぐ機器の変更、そして、従来のLANケーブルの配線をしなおした結果、詰まりが解消したように感じられます。
結果的にどこが悪かったのかはわかりませんが、ケーブルの配線しなおすことによって改善されることもあります。
ネットワークの詰まりや、速度が遅くなったなど気になる事がある場合は、配線しなおしてみると改善されるかもしれません。
速度計測サイトで数日間測ってみたところ、以前よりも速くなっているので、何かしら改善されたのかもしれません。
この状態で様子をみたいと思います。
【追記】改善されなかったのでルータの設定を変更
やはり時間が経つと、詰まりを感じるのでルータの設定を見直しました。
こちらの設定変更で、だいぶ改善されたように感じます。
【おまけ】LANケーブルはCat6Aを選びましょう
Cat7やCat8も出ていますが、Cat6Aが最適です。
現状1Gbpsの環境であっても、今から買うならCat6Aを選ぶのが良いと思います。
Cat7はノイズ耐性が強いのですが、家庭で使う分には関係ないです。
Cat8は40Gbpsとオーバースペックですし、ケーブルが太く取り回しがしにくいです。
家庭で使う分には、Cat6Aが最適となります。
Cat6ではなく、Cat6Aです。
「A」がついているケーブルを選びましょう。