Keychron Q1 Proを買ってみて1週間使ってみた感想

Keychron Q1 Proを買って使ってみた!
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キーボードは、RealforceとHHKBで落ち着いていました。
しかし、どうにも有線接続のみのRealforceの使い勝手が悪いため、ワイヤレス接続可能なキーボードへと置き換えを考え始めました。

ここ最近気になっているキーボードに「Keychron Q1 Pro」があります。
実機を置いてある店を見つけられなかったのですが、ネット上での評判も良いので、Realforceの代わりになるかなと思い買ってみました。

目次

購入した場所とキーボード構成

Q1 Proは日本でも取り扱いを開始しましたので、今回コペックジャパンから購入しました。
購入したスペックとしては次の通りです。

Q1 Proのスペック
  • USキー
  • シェルホワイト
  • Keychron K Pro・赤軸

一般的なスペックです。
本国ではベアボーンも選択できるのですが、日本では選択できなかったので、この構成にしました。

一緒に「Keychron Silent K Proスイッチセットの赤軸」を購入しました。

赤軸の音は苦手なので、静音赤軸を一緒に購入しました。
この時点で、Q1 Pro純正のKSAプロファイルのキーキャップの高さが気になっていました。
しかし、キーキャップは使ってみないと分からなかったので、とりあえずスイッチだけを購入しました。

ファーストインプレッション

コペックジャパンは配送が本当に早いです。
土曜日に注文したので、到着は翌週かと思いましたが、即日発送してくれて日曜日に到着しました。

さて、ファーストインプレションですが・・・

ファーストインプレッション
  • 重い
  • キーが高くて他のキーに触れてしまう
  • 通常の赤軸でのキータッチ音は大きい

分かっていたことですが、実際に持ってみるととても重いです。
カタログスペック以上の重さを感じました。
フルアルミなので質感は良いのですが、重すぎてどこかに立てかけておくとかは難しいです。
足にでも落ちてきたら大変です。

懸念していた通りになってしまいましたが、キーキャップの高さは合いませんでした。
どうしても他のキーに触れてしまいます。
上から押し込んで打つ人や、手の大きな人には問題ないかもしれませんが、指を滑らせる人や手が小さな人にはこのKSAプロファイルは結構厳しいと思います。

一週間ほど頑張ってみましたが、慣れることはできませんでした・・・

赤軸の高音が苦手なのは分かっていたのですが、静かという情報もあったので少し期待していました。
残念ながら普通の赤軸の音でした・・・

静音赤軸に交換することで、落ち着いた静かな音になります。
キーの音が気になる方は、この静音赤軸をおすすめします。

静電容量緒無接点方式よりは軽い音です。
静かで落ち着いた良い音です

キーキャップを交換することにしました

KSAプロファイルに慣れることができなかったので、普段使っているHHKBやRealforceに似ている高さのキーキャップへ交換することを決意しました。
一般的なキーキャップはOEMプロファイルということなので、OEMプロファイルに変えることで違和感をなくすことができそうです。

KeychronにはOSAプロファイルというものもあり、高さ的にはOEMプロファイルに似ているのですが、KSAプロファイルと同じ形状になっているものもあります。

個人的には、形状も従来の方が打ちやすかったので、OEMプロファイルにしました。

SAの形状はスイートスポットが狭いので好みは別れそう

キーキャップは、Keychron OEM Dye-Sub PBTキーキャップセットを選択しました。
このキーキャップだといろんな色を選択できるのですが、今回はオレンジにしました。

これで違和感のないキーボードになりました

スイッチもキーキャップも変えたのでベアボーンが良かった・・・
コペックジャパンさん、ベアボーンも扱った方がいいよ

良かったところと気になるところ

Youtubeなどでは大絶賛のキーボードではありましたが、個人的なファーストインプレッションとしてはいまいちでした。

キーボードは好みが出るので、使ってみないとわからないですね

最初に気になったところは、スイッチとキーキャップを変更することで改善できています。
まだ一週間程度しか使っていないのでこれからですが、この状態で良かったところと気になったところは次のようなところです。

良かったところ
気になったところ
  • VIAでのキーマップ変更が強力
  • キー配列が秀逸
  • 質感が高い
  • Enter近辺にかすかな金属音がする
  • Bluetoothだと少し遅延を感じる
  • OSの設定が効かない

VIAでのキーマップ変更が強力

VIAでキーマップを自由自在に変更することができます。
この自由度が高いため、マクロなども設定でき、自分好みの設定に変更することができます。
レイヤーも4つ用意されているため、なんでもかんでも設定することができます。

かといって、あまり詰め込んでも忘れてしまうので、現状ではCaps LockをControl、左下CtrlをFnに設定。
右下FnとCtrlを入れ替え。
Fnを押しての制御を少し変更しているくらいに留めています。
スクリーンショットを追加しても良いですね。

HHKBで両側にFnがあったら良かったのにと思うことが結構あったので、この両側Fnにできるのは利便性が上がります。
その反面、「気になったところ」に記載してあります「OSの設定が効かない」というのもあります。
というのは、Macで使っているとファンクションキーを標準ファンクションキーとして使うかどうかをOSで制御できます。
しかし、この設定をいじっても変更されません。
Keychronのキーボードのキーマッピングを変えるときは、すべてVIAを通して自分で設定しないといけないようです。
1個ずつF1〜F12まで設定変更するのがなかなか大変です。

キーを長押し設定もできますが設定が大変・・・
初心者泣かせの部分もあるソフトウェアだと思います。
ただ、分かってしまえば、VIAは超絶便利です!

キー配列が秀逸で、質感が高い

完全に個人的な好みですが、Enter横に隙間が無いのは好きではありません。
Keychron Q1 Proは Enter横および矢印キーの右横に少し隙間があります。
これがミスタッチを防ぎつつも省スペースに貢献しています。
Realforceのような通常のテンキーレスキーボードだと、矢印キーが少し遠く横幅が増えてしまいます。

このデザインは理想的で、最高の配列だと思います。

この配列でプラ素材があれば良いのに・・・

プラ素材の方が個人的には好きですが、フルアルミなので質感は高いです。
この1台だけしか使わなければ動かす事もないので、フルアルミの質実剛健さや安定感は素晴らしいと思います。

Enter近辺でかすかな金属音がする

Youtubeなどで言っている方もいらっしゃいますが、EnterやBackspaceを押したときにかすかな金属音(反響音?)が気になります。
複数の方が言っていることなので仕様なのでしょう。
裏蓋を開けて何かしら対策をすれば無くなるとは思いますが、最初から完璧な状態だと良かったかなと思います。

自分なりのカスタマイズをする(できる)のが、メカニカルの良さなのかもしれませんが、カスタマイズなしでも問題ない状態の方がありがたいですね。

【追記】
ある程度使ったら馴染んだのか、まったく気にならなくなりました。

まとめ

気になるところはありつつも、全体的には良いキーボードだと思います。

気になる部分よりも、この秀逸な配列のキーボードは他にありません。
これだけでも、私にとっては使い勝手の良いキーボードです。

この配列でプラ素材があったら良かったかなと思います。

Vシリーズのキー配列は同じですが、ワイヤレス接続ができません。

あとは、海外のようにベアボーンでの提供があったらうれしかったです。
スイッチ、キーキャップを最初から選べるようになっていた方が無駄なものがなくて良かったかな・・・

一方で買ってきて違和感なくそのまま使えるRealforceやHHKBは素晴らしいと思いました。
メカニカルはいくらでもカスタマイズができるので、案外RealforceやHHKBを買った方が安いのかもしれません。

このキーボードは、好みが分かれると思います
さわって納得してから買った方が良いと思います!

おまけ

メカニカルを使ったことで、静電容量緒無接点方式が好きな事がわかりました。
特にHHKBは秀逸です。

RealforfceのキーキャップをHHKBに付けて、バネとラバーカップを30gのものにできたら最高なのにな・・・
といつも思っています。

今のRealforce for Macから移植してみようかな・・・

Realforceの置き換えとして使うことにしましたが、次のRealforceが理想的であれば、また乗り換えると思います。
キーボード自体は悪くないのですが、今のところは単純にメカニカルよりも静電容量緒無接点方式が好きという思いが強いです。

とはいえ、可愛く出来るのはメカニカルの特徴
オレンジキーキャップに変更したQ1 Proはとてもかわいい
使わないと思っていたRGBバックライトもきれいで好き

VIAが強いので、慣れたらありかもしれないぞ
もう少し使ってみないとだな

Keychron Q1 Proを買って使ってみた!

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